英語→日本語BTS!(防弾少年団)翻訳の部屋

いまや世界で一番ホットな韓国の7人組ボーイズグループ「防弾少年団」(BTS)が取り上げられた英語媒体の記事やニュースをファンが和訳して載せているブログ。翻訳には意訳部分も多くなりますのでご了承ください。

【和訳1/2】5つの疑問:BTSの新作"Map of the Soul: Persona"の歴史的な初登場についてBillboardスタッフが語り合う

4/23付で公開されたBillboardの記事を2回に分けて和訳します。2回に分けて翻訳する予定で、これは前半です。

 

 

5つの疑問:BTSの新作"Map of the Soul: Persona"の歴史的な初登場についてBillboardスタッフが語り合う

 

 

↓オリジナルの記事はこちらです↓

www.billboard.com

 

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BTSのさらなるチャート進撃に向けて大きな意味を持つ新アルバムがリリースされた。いまや世界を席巻するK-popグループである彼らは最新作Map of the Soul: Personaで23万枚のアルバム売上を成し遂げ、2019年の初登場での売上成績4位と、11ヶ月間で3度目のBillboard 200首位を獲得し、歴史的なアーティストの仲間入りを果たした。

BTSのチャートの勢いを肌で感じさせられたのはBillboard 200上だけではない。Halseyとのコラボ曲である"Boy With Luv"はBillboard Hot 100で彼らにとっての最高記録となる8位となり、これはK-popグループとしても過去最高の記録となった。(また"Make It Right"も95位に入ったことで、彼らは同時に複数曲がチャート入りした初のK-popグループとなった。)

こうしたチャートでのさまざまな大記録のうち、もっとも大きな意味を持つものはどれか?またBTSはこの大記録を経てどこに行こうとしているのか?5人のBillboardのスタッフがこうした疑問点について話し合った。

  

1. BTSのアルバム'Map of the Soul: Persona'の初登場週の記録のうち、一番印象に残ったのはどれですか?

 

エリック・フランケンバーグ:アルバム首位の座にすぐに再降臨したところが一番すごいと思いましたね。そもそもティーン向けのPOPアーティストは常に回転が速い。One Directionもデビュー当初のブリトニー・スピアーズも1年に1回のペースでアルバムを出していましたし、BSBも*NSYNCもだいたい同じでした。しかし1年に3つのアルバム、しかも前作を必ず上回る結果を出しているというのは、彼らがどれほどハードワークを重ねているかの証でもあるし、またアメリカ人リスナーが他の非英語圏アーティストに対してと同様、BTSにも急速に共感を寄せ始めた証でもあると思います。

  

ガブ・ギンズバーグ:2019年での初登場週の売上4位の記録に一番驚きました。他の記録も素晴らしいですが、ほとんどBTSが自分自身の記録を塗り替えたものだったので…。アリアナ・グランデ、BSB、ビリー・アイラッシュといった並みいる著名なアーティストがいる中でのこの記録は、かなりの功績です。また23万枚の売上のうち19万6千枚がアルバムの純セールス(そのうちフィジカルアルバムが17万3千枚)ですが、このストリーミング全盛期において、ツアーやセット販売等がない限り、以前にもまして実現が難しいはずの数字です。

ジェイソン・リップシュッツ:初登場時の売上ですね。たった7曲のプレイリストしかないMap of the Soul: Personaが初週に驚くべきストリーミング数を獲得したことがすごい。1年以内の短期間でミニアルバムを続けてリリースすることで首位アルバムを複数出すことは可能かもしれませんが、初登場時の数字が2019年でも最大級の記録になったことは、BTSの新しい音楽が人々から渇望されていることを示しています。もしこのアルバムにもっとたくさんのトラックが入っていたり、もしくは通常のフルアルバムだったらどうなっていたか!BTSはチャート上で今年最大の拍手喝采を受けていた可能性もあります。

ロス・スカラーノ:アルバム売上です。もはや驚くべきことではないかもしれませんが、BTS ARMYの存在感がすごい。今回BTSは19万6千枚の売上で、2019年のアルバム売上の2位を記録しました。ビリー・アイリッシュより売れているんです。これは彼らの成功を後押しするARMYの献身の証以外、何物でもないでしょう。筋金入りのファンという意味で彼らはスポーツのファンにも共通点がありそうですが、詳しい分析は他の方にお任せします。

アンドリュー・アンターバーガー:ええ、やはり売上成績でしょう。もちろん"Boy With Luv"のHot 100での8位という記録も見落としてはいけません。Halseyを迎えたコラボ曲にしたことは確かに彼らの助けになったはずですが、彼女の最近のNo.1ヒットである"Without Me"ですら初登場時は18位でした。

 

2. これまでのBTSのシングル("Fake Love"と"Idol")はHot 100で衝撃的な登場を果たしたものの、その後に伸びなかったりチャートの上位に長く残ることができませんでした。"Boy With Luv"はそれを打ち破る最初のトラックになるでしょうか? 

 

エリック・フランケンバーグ:そう思います。"Boy With Luv"はすでにBTSのトラックとしてはラジオで最大のヒット曲になりつつあります。BTSのアメリカでの軌跡や、この曲のサビ、そしてHalseyとのコラボなどすべてが、伝統的な意味での「ヒット曲」となる役割を果たすと思います。しかし、それがどれぐらい重要かは正直わかりません。1年で3回のNo.1アルバムを出し、世界中のスタジアムのチケットを完売させ、Time誌選出の100組に選ばれたという事実だけでも、BTSがこの世界での最重要アーティストだと納得してもらうのに十分でしょう。このペースでいけば、シングル曲のTop10ヒット入り・アルバムの首位獲得の日をまたすぐに迎えるはずです。

ガブ・ギンズバーグ:おそらくそうなると思います。これはすでにBillboardでNo.1ヒットを獲得し、そのキャリアの中で12回ものHot 100入りをしたことがあるPOPシンガーHalseyの存在が大きいです。ラジオはアメリカ人の生活に深く根付いたものでまだBTSが攻略できていないプラットフォームですが、これですらもHalseyの存在が磁石となって、ついに踏み込むことができるかもしれません。Halseyはコラボのクイーンと呼ばれていますが、BTSと組むことで、彼女自身も新たな国際的な注目を集めることに成功したと言えます。

 

 ジェイソン・リップシュッツ:Halseyとのコラボがアメリカラジオ局への進出の足がかりになるかどうかにかかっています。BTSはストリーミングやデジタル、フィジカル売上を通じてファンとの密接なつながりを顕著に示していますが、Top 40に関していえば、まだ制覇できていないし爪痕も残せていません。言語の壁があることは確かですが、近年のスペイン語・英語バイリンガルでのスマッシュヒットの数々から、それはあまり言い訳にならなくなってきました。BTSにとってのグッドニュースは、Halseyがあらゆる音楽形態の中でも、ラジオ界における最も信頼できるPOPシンガーといえる存在感を獲得している点です。彼女は今年すでに"Without Me"と"Eastside"という突出したヒット曲をリリースしていますし、"Boy With Luv"は"Fake Love"や"Idol"よりもラジオ向けといえます。もしこうした側面が受け入れられるとしたら、"Boy With Luv"がHot 100の10位以内にとどまることもあり得るでしょう。

ロス・スカラーノ:可能だと思います。今年に入ってからHot 100のトップ10はあまり動きがない。ということはこのコラボ曲がブレイクするには最適ということです。BTSの過去曲の中でこのシングルがどれぐらい強いトラックなのかはわかりませんが、ときにはタイミングがより重要だったりします。

 

アンドリュー・アンターバーガー:少し慎重な意見を。このトラックはTop40以内をしばらくキープするかもしれませんが、8位が彼らのベストになる気がします。HalseyがPOPラジオのクイーンであることからも明らかなように、まだ"Without Me"や"Eastside"などのトラックはラジオで飽きられていない様子ですし、こうした曲でのHalseyの存在感が"Boy With Luv"より強いのも確かです。また、個人的にはこのシングルがアルバムPersonaの他の曲と比べて、BTSにとってもっとも興味深い曲というか、彼らの強みを一番発揮している曲だとは思えないのです。しかし、仮にこの曲がBTSをラジオ周波に乗せるための不可欠なヒット曲にならないとしても、将来的にそうなるための道を切り開くことにはなると思います。

 

 

(後編に続きます)

 

 

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