英語→日本語BTS!(防弾少年団)翻訳の部屋

いまや世界で一番ホットな韓国の7人組ボーイズグループ「防弾少年団」(BTS)が取り上げられた英語媒体の記事やニュースをファンが和訳して載せているブログ。翻訳には意訳部分も多くなりますのでご了承ください。

【和訳2/2】BTSは(熱狂的な人気の)ボーイバンドの定義をどうやって塗り替えたのか 

2018年8月10日に公開された、The Tempestでの Anum Waseem氏の記事を翻訳しました。2回に分けて掲載します。この記事は後半の和訳です。 

 

 

オリジナル記事はこちら↓ 

thetempest.co

 

前半の和訳記事はこちら↓

www.bts-jpntrans.net

 

 

BTSは(熱狂的な人気の)ボーイバンドの定義をどうやって塗り替えたのか 

彼らをただのK-popアイドルやボーイバンドと呼ぶのは、もはや正当な評価ではない

 

 

 

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BTSは恋愛やセックスや魅力的な女の子についてだけ歌っているわけではない。
それどころか教育システムや古い因習、一人の人間としての野望や夢、自己愛、さらには資本主義や社会批判までも歌にしている。

例えばグローバルチャート上位に躍り出たシングル曲"Fake Love"は、誰かを愛する時に本当の自分に向き合うことがいかに重要かというテーマに取り組んだ曲だ。また最新シングルの"Epiphany"は、不完全なところもひっくるめて、自分自身を愛することについて歌っている。こうしたテーマはメジャーな音楽ジャンルではこれまでなかったものだが、聞き手にとっては非常に重要なテーマでもある。

自分のアイデンティティーとは何なのか、自らに問うて積極的に考えているのが今のミレニアル世代だ。BTSの曲はこうしたミレニアル世代の物語にぴったりと寄り添う。メンバーもまた若いミレニアル世代であり、アイデンティティーを自問しながら、その問いそのものを音楽にしている。彼らの成功に「レシピ」があるとしたら、これこそが欠かせない材料なのではないだろうか。

そしてこれは確実に機能している。メタファーに富んだ多層な意味を持つ韻文詞により、彼らの楽曲のクオリティは今や言語の壁を越えて自明のものとなっているし、困難な状況下や精神的に大変だったときに彼らの音楽が大いに助けになったと語るファンは、世界中に数え切れないほど存在する。
 
彼らの音楽がもたらす影響力は、こうしたミレニアル世代により証明されているのだ。

 

ここ最近のBTSの曲は、ジェンダーを限定しない歌詞だったり、フェミニストの観点から精査した上での歌詞になっている。BTSのメンバーはこれまで、自分たちの過ちから喜んで学び、常に成長していきたいと何度も語ってきた。この努力の成果は、彼らの持つ多様な人種へのアウェアネスに非常に顕著に見られる。
 

こうした背景のもと、BTSは「ボーイバンド」というラベルが持つ意味を刷新することになった。彼らは単なる「ボーイバンド」を越えて、あらゆる世代、あらゆるアイデンティティーの人たちに語りかける音楽を作っている。

BTSの作品群にはメジャーなヒット曲がたくさんあるが、重要なのはそれだけではなく、その作品にメッセージが込められているということ。つまりBTSとは、単なるクールな音楽のことではない。BTSとは、世界中の人たちに音楽を通じて語りかける、韓国出身の青年7人のことなのである。

そしてこれがグローバリゼーションの本質でなければ、他に何がグローバリゼーションだと言えるのか。私にはわからない。

 

 

 

 

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